年末年始にかけての30代~50代のハレの日や行事ごとコーデ 10選
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年末年始にかけての30代~50代のハレの日コーデ 10選
年末年始は特別なイベントが続く季節です。家族や友人との集まり、仕事のパーティー、さらには新年の挨拶回りなど、さまざまな場面で“ハレの日”にふさわしいコーディネートが求められます。今回は、30代~50代の大人女性にぴったりな華やかなコーデを10選ご紹介します。セットアップコーデやパンツセットアップを中心に、スタイリッシュでありながら上品な印象を与えるスタイルをピックアップしました。
1. ブラックのパンツセットアップでクールに決める
まず最初にご紹介するのは、シックなブラックのパンツセットアップです。シンプルながらも大人の落ち着きを感じさせるコーデで、年末年始のフォーマルなシーンにぴったり。アクセサリーは控えめにし、シルバーカラーやパールのネックレスでまとめることで、より洗練された印象に仕上げましょう。さらに、パンプスやレースアップシューズを合わせることで全体のバランスを取り、スタイルアップも狙えます。
このコーディネートは、ハレの日にも最適なシックで洗練された装いです。全身を黒でまとめたセットアップスタイルが印象的で、シルエットにゆとりがありながらも上品さを感じさせます。トップスはボタン付きのゆったりとしたデザインで、インナーにはグレーのタートルネックを合わせることで、全体に柔らかさをプラスしています。ボトムスはワイドパンツで、リラックス感と動きやすさを兼ね備えています。足元には黒のレースアップシューズを選び、シックな大人の雰囲気を演出しています。小さめのブラックバッグを持つことで、全体のバランスを保ちつつ、エレガントさを引き立てています。このような黒を基調としたスタイルは、ハレの日の場でも品格を保ちながら個性を表現できる、大人の女性にぴったりなコーディネートです。
2. ベージュのセットアップで温かみをプラス
次におすすめするのは、ベージュカラーのセットアップコーデです。このカラーは柔らかく温かみがあり、冬の季節にぴったりの選択です。特に、オーバーサイズのジャケットを合わせることで、カジュアルさとフォーマルさのバランスを取りつつ、大人らしい余裕を演出できます。また、足元にはベージュのローファーや、パンプス、フラットシューズを合わせると全体的な統一感が生まれます。
このコーディネートは、ベージュを基調とした上品なセットアップスタイルで、「ハレの日」でもある七五三やお正月などのイベントに最適です。全体的に落ち着いた色合いでまとめられているため、フォーマルな場でも浮かず、程よいカジュアルさがありつつも品を感じさせるコーディネートです。
トップスにはホワイトのカットソーが取り入れられ、ジャケットとパンツは同系色のベージュで統一されています。セットアップのシルエットはゆったりとしており、動きやすさとリラックス感がある一方、全体のまとまりを損なわないようなデザインです。シンプルながらもエレガントな印象を与えるこのスタイルは、家族での写真撮影や親戚との集まりでも好印象を与えること間違いありません。
また、アクセサリーやバッグも落ち着いたトーンで揃えられており、全体のバランスを引き締めています。特にショルダーバッグは、軽やかさと実用性を兼ね備えたデザインで、荷物の多い行事にも便利です。足元にはパイソン柄のフラットシューズが合わせられており、ベージュ系のシンプルな装いにさりげないアクセントを加えています。
このコーディネートは、過度に飾り立てることなく、落ち着いた雰囲気で「ハレの日」を迎えたい大人の女性にぴったりです。
3. グレーのパンツセットアップで上品な印象に
グレーのパンツセットアップは、上品でありながらも落ち着いた印象を与えるアイテムです。年始の新年会やちょっとした集まりにも対応可能で、シーンを選ばず着用できるのが魅力です。グレーの色を選ぶことで重くなりすぎず清潔感と華やかさをプラスします。仕上げに小ぶりなパールアクセサリーを取り入れることで、大人女性の品格を引き立てましょう。
このコーディネートは、ゆったりとしたセットアップスタイルでありながら、洗練された印象を与えます。シャツとパンツのオーバーサイズシルエットが、リラックス感を演出しつつもきちんとした雰囲気を保ち、年末年始の集まり事や学校行事にぴったりの装いです。ダークトーンの色合いがシックで落ち着いた印象を与え、大人のカジュアル感を引き立てます。アクセサリーとしてのパールネックレスが、上品さを加え、シンプルながらも華やかな雰囲気をプラスしています。また、手に持った小ぶりのバッグやシューズが、全体のバランスを取り、フォーマルな場にも対応可能な仕上がりとなっています。このコーディネートは、動きやすさと同時にきちんと感を両立しているため、忙しいママにもおすすめです。特に、学校行事などで長時間過ごす場合でも快適さを保ちつつ、品の良さをアピールできます。
4. 冬のホワイトセットアップで清潔感を演出
ハレの日には、ホワイトのセットアップコーデもおすすめです。特に、年末年始の清々しい雰囲気にぴったりな白のセットアップは、大人の女性らしい凛とした印象を演出します。ただし、全身が白だと少し硬く見える可能性があるため、ベルトやバッグにアクセントカラーを入れるのがおすすめです。例えば、ベージュやブラウン系の小物を取り入れることで、全体のコーディネートに深みを加えることができます。
このコーディネートは、「学校行事」や「集まり事」にぴったりのスタイルです。爽やかなデニムシャツを羽織ることで、きちんと感とカジュアルさが絶妙にミックスされており、場に応じた柔軟な印象を与えます。インナーには、ナチュラルな雰囲気の編み目が特徴的なニットを合わせ、秋らしい温かみを演出しています。
ボトムスには、ホワイトのワイドパンツを選ぶことで、清潔感とゆったりとしたシルエットを両立。動きやすさも兼ね備えているため、子どもの学校行事でも安心です。さらに、優しいベージュのフラットシューズを取り入れることで、足元に抜け感をプラス。全体的に柔らかい色味でまとめることで、落ち着いた大人の雰囲気が漂います。
小物には、程よい大きさのショルダーバッグを合わせており、必要なものをしっかりと持ち運べる実用性を確保しています。このバッグはベージュカラーで全体のコーデに馴染み、邪魔にならないデザインです。全体的に動きやすく、快適さとオシャレさを両立させた大人カジュアルなコーディネートです。
5. ワンピースで華やかさをプラス
セレモニー用のワンピースコーデは、上品でフォーマルな雰囲気を持ちながらも、女性らしいシルエットを意識したスタイルです。セレモニーとは、入学式や卒業式、結婚式やパーティーなど、特別な儀式や祝典の場面を指します。シンプルながらも洗練された印象を与えるため、さまざまな行事ごとで活躍するアイテムです。
このコーディネートは、洗練された印象を与える全体的に黒いスタイルで、パーティーや集まり事、ハレの日にぴったりの選択です。フロントボタンのあるロングドレスは、シンプルながらもエレガントなシルエットを作り出し、特別な場面でも安心して着用できます。さらに、インナーにタートルネックを合わせることで、秋冬シーズンの寒さをしっかりカバーしつつ、スタイルに深みを与えています。
小物使いも注目です。手に持ったシンプルな黒のバッグは、全体のスタイルを引き締め、特別感を演出します。また、黒いシューズは、全体のコーディネートを統一感のあるものにし、エレガンスを増しています。全体として、カジュアルさとフォーマルさのバランスが取れているため、友人の結婚式やホームパーティー、さらにはちょっとした食事会など、幅広いシーンで活躍することでしょう。
このようなコーディネートは、特に大人の女性にとって、シンプルさとエレガントを兼ね備えた選択肢として非常におすすめです。さらに、黒はどんな場面でも失敗のない色であるため、安心して着ることができます。特別な日を彩るためのアイテムとして、このスタイルを選んでみてはいかがでしょうか。
6. ロング丈のセットアップでエレガントに
ロング丈のセットアップは、動くたびに揺れるシルエットがエレガントな印象を与えます。特に、ワイドパンツやロングスカートを取り入れたコーディネートは、年末年始の大人らしいスタイルにぴったりです。インナーには同系色のアイテムやシンプルなブラウスを合わせ、全体のシルエットを引き締めると、より洗練されたスタイルに仕上がります。
このコーディネートは、落ち着いたトーンのグレーとブラックでまとめた大人カジュアルなスタイルです。メインアイテムは光沢感のあるプリーツスカートで、適度なドレープがエレガントさを引き立てつつも、カジュアルなジャケットと合わせることで抜け感をプラスしています。トップスはロゴTシャツを選び、全体のカジュアルさを保ちつつ、バランスを取っています。足元には厚底シューズを合わせることで、モード感を加えつつ、足長効果も期待できます。
このスタイルは、「年末年始」や「お正月」の家族や友人とのカジュアルな集まりに最適です。しっかりとしたジャケットを羽織ることで、少し寒い屋外での移動や挨拶回りにも対応でき、暖かさを確保します。さらに、シックな色使いなので、派手すぎず落ち着いた雰囲気を演出でき、「学校行事」でも安心して着用可能です。特に、子どもの発表会や保護者会など、きちんと感を求められる場面でも品良くまとまります。
7. 異素材ジャケットとのセットアップで季節感をプラス
冬ならではの素材としてヘリンボーンのセットアップもおすすめです。年末年始の特別な日に相応しい華やかさと季節感を演出できます。特に、ジャケットとスカートのセットアップはクラシカルな雰囲気を持ちつつも、スタイリッシュにまとまります。足元にはショートブーツやローファーを合わせると、大人っぽく仕上がります。
このコーディネートは、学校行事やママ向けのカジュアルでありながらきちんと感のあるスタイルを目指しています。ベースは黒のトップスとワイドパンツを合わせたオールブラックのコーデで、落ち着いた印象を演出しています。上から羽織られたヘリンボーン柄のショートジャケットが、シンプルな装いにアクセントを加え、視覚的にもバランスが取れた仕上がりです。
このジャケットは、上品なデザインでありながらも、動きやすく、子どもの送迎や行事の際に活躍します。また、ゆったりとしたシルエットが特徴のワイドパンツは、長時間の座り仕事や移動時にも快適で、学校行事での立ち居振る舞いにも対応できる実用性があります。
足元には厚底の黒のシューズを合わせており、全体のバランスをとると同時に、トレンド感も取り入れた印象です。バッグもシンプルな黒のトートバッグを選び、必要な持ち物をしっかり収納できる実用性を兼ね備えています。全体的に、大人の女性らしい落ち着きと機能性を重視したママコーデで、学校行事にふさわしいきちんとした雰囲気が漂うスタイルです。
8. トレンドのシャギージレを取り入れて暖かさをプラス
シャギージレは、コーディネートに取り入れることで簡単に季節感を演出できます。暖かみのある素材感が秋冬のムードにぴったりで、カジュアルからきれいめまで幅広いスタイルにマッチ。ボリューム感があるため、シンプルなインナーと合わせても存在感が出せ、レイヤードスタイルのアクセントとして活躍します。
【着用アイテム】
このコーディネートは、ハレの日や行事ごと、特に年末年始のイベントにぴったりのスタイルです。全体的にモノトーンを基調とし、ブラックとホワイトのコントラストが際立っています。長い黒のドレスの上に、白いファーのロングカーディガンを羽織ることで、シンプルながらも洗練された印象を与えます。
また、アクセントとしてのパールのネックレスが、カジュアルなコーディネートに華やかさをプラスしています。帽子はおしゃれでありながら、寒さ対策にもなり、冬の行事に最適です。さらに、ベージュのバッグは全体のコーディネートを柔らかくし、女性らしさを引き立てています。
このように、ハレの日には特別なアイテムやコーディネートが求められますが、こちらのスタイルは、フォーマルさとカジュアルさを絶妙に組み合わせているため、友人や家族との集まり、年末年始のパーティーなどにも対応可能です。トータルで見ても、シンプルさの中に大人の品格が漂う素敵なコーディネートです。
9. カジュアルにハレの日を意識したコーディネート
ハレの日はフォーマルにコーディネートをする方が多いと思いますが、そんな中でもよりカジュアルスタイルを選ぶ人も一定数います。かっちりしすぎるのが苦手な方向けに、カジュアルに寄せたハレの日コーデをご紹介します。
10. カジュアルなデニムセットアップでカジュアルコーデ
最後に紹介するのは、カジュアルながらも特別感のあるデニムセットアップです。デニム素材でも、ダークトーンのものを選ぶことで、年末年始の集まり事にもふさわしい装いになります。足元にはローファーやスニーカーを合わせることで、よりカジュアルな雰囲気を楽しむことができます。
このコーディネートは、デニム素材を中心にした大人カジュアルなスタイルです。全体的にゆったりとしたシルエットのデニムシャツとデニムパンツを合わせたデニム・オン・デニムのコーディネートが特徴的で、こなれ感を演出しています。シャツはウエストインすることで、メリハリのあるラインを作り、スタイルアップ効果を狙っています。また、肩にかけた黒のニットカーディガンが、秋冬の季節感をプラスし、落ち着いた大人の雰囲気を引き立てています。
アクセサリーとしては、黒のフェルトハットやサングラスが加えられており、シックで都会的な印象を与えています。シューズは黒のローファーで、全体の色味を引き締める役割を果たしており、カジュアルながらも上品さを兼ね備えた装いです。小物使いや色使いが絶妙で、大人の女性が気軽に取り入れられるカジュアルスタイルに仕上がっています。年末の集まり事等、かなりかっちりした食事会などに適した装いです。カジュアルだけどかっこよく決めたい。そんな時に是非チャレンジしてみてください。
最後に、「ハレの日」について
「ハレの日」とは、日本の文化や日常生活において特別な意味を持つ日を指す言葉です。「ハレ」という言葉は、古代日本の宗教観や自然観に基づく概念で、日常的な生活や行動(「ケ」)とは異なる特別な状態や時間を意味します。この対比から、「ハレの日」は、非日常的な祝祭や儀式、重要な行事が行われる日として、神聖視されてきました。
具体的には、「ハレの日」は結婚式や成人式、卒業式、七五三などの人生の節目となる儀式やお祝いごと、また新年のお正月やお盆、祭りといった伝統的な年中行事も含まれます。これらの日は、家族や親戚、友人が集まり、特別な料理や衣装、装飾が用意され、晴れやかな雰囲気の中で行事が進行します。和服や特別な衣装を着用することも多く、食事にもおせち料理やお祝い膳などの「ハレ」用の特別なメニューが登場します。
このように、「ハレの日」は、日本人にとって特別な節目や新しいスタートを象徴し、日常生活におけるリズムの変化や気分の切り替えをもたらす大切な時間です。また、「ハレ」の精神は、現代でも様々な場面で受け継がれており、家庭や地域社会での行事の際に、特別な準備や振る舞いを通じて日常から一歩離れた豊かな時間を共有することに重きを置いています。
この「ハレとケ」の区別は、現代の日本社会でも多くの場面で見られます。たとえば、学校や会社での公式な行事やイベント、祝日や記念日なども「ハレの日」として意識され、普段とは異なる行動や装いをすることで、日常生活における気持ちのリセットや再生を促します。これにより、心身のバランスを保ち、日常のストレスを緩和する役割も果たしているのです。
まとめると、「ハレの日」とは、古代から続く日本人の生活観や価値観に根ざした、特別な日を意味する言葉です。人生の節目や季節の移り変わりを祝う重要な日として、多くの人々が大切にしており、豊かな人間関係や地域社会の絆を深める機会ともなっています。
まとめ
以上、年末年始にかけての30代~50代のハレの日コーデ10選でした。ハレの日コーデというとかしこまったかっちりフォーマルを意識される方もいらっしゃるかと思います。それはそれでとっても素敵なコーディネートですが、令和のトレンドとしてカジュアルに寄せたコーディネートを取り入れる方も多いです。また、30代を超えると20代までのコーディネートとは少し違った大人のコーデを意識するもの。そんな中でもセットアップコーデやパンツセットアップを中心に、特別な日を彩る大人のスタイルを楽しんでください。各コーディネートのポイントを抑えることで、自信を持ってハレの日を迎えましょう。