オフィスカジュアルといっても会社によってルールはさまざま。毎日コーディネートに頭を悩ませている人も少なくありません。
この春に社会人になった人にとっては、初めての夏で何を着たらいいのかわからないという人も多いのでは？服装は注意されないからといって、正しい格好ができているとは限りません。
とくに異性の場合は「服装を注意してセクハラといわれたらどうしよう…。」となかなか注意できないこともあります。
そこで今回は、誰も教えてくれない、夏のOLコーデの基本を学んでいきましょう。おすすめのアイテムもご紹介するので、チェックしてみてくださいね。

OLコーデを伝授！オフィスカジュアルの基本とは？

夏のコーディネートをチェックする前に、まずはオフィスカジュアルの基本を学んでおきましょう。

あくまでも会社のルールに合わせて

オフィスカジュアルといっても、会社によってルールが違います。ほぼスーツに近い格好の場合もあれば、ラフな格好もOKという職場もあります。
オフィスで着用する服は、会社のルールや雰囲気に合わせることが一番のポイント。「前の職場ではOKだった。」「テレビや雑誌でおすすめしていた。」といった理由で、会社のルールを無視してはいけません。
暗黙のルールも存在する可能性があるので、迷ったときは聞いてみましょう。

誰が見ても不快に思わない格好を

仕事では、さまざまな年齢の人と関わりがあります。誰が見ても不快に思わない格好を心がけることが大切です。
基本的には、トップスはブラウスやカットソー、薄手のニット、ボトムスはひざ下のミディアム丈のスカート、フルレングスのパンツがいいでしょう。
ジャケットやカーディガンなどのはおりは、常に1枚ロッカーなどに忍ばせておくと、いざというときに便利です。

基本的にはベーシックカラーをチョイス

オフィスコーデはベーシックカラーが基本です。
ホワイト・ベージュ・グレー・ブラウン・ネイビー・ブラックなどを、上手に組み合わせてコーディネートをしましょう。
色物がOKの会社でも、ネオンカラーやビビットカラー、キラキラと光るゴールドやシルバーなどは控えてください。
イエローやピンク、ブルーなどは、パステルカラーなどの淡い色を選ぶと、差し色になっておしゃれです。

カジュアルすぎるアイテムはNG

「何を着てきてもOK！」という会社でも、デニムやパーカー、Tシャツなど、カジュアルすぎるアイテムは控えた方がいいでしょう。
男性がスーツを着ているような職場では浮いてしまいます。

夏に気をつけたいOLコーデのポイント

夏は暑いだけではなく、湿度も高いので不快なことが多いですよね。涼しく、そして気持ちよく働きたいものですが、気をつけなくてはいけないことがあります。
夏に気をつけたいOLコーデのポイントを見ていきましょう。

暑くても過度な露出は避けて！

オフィスカジュアルは、基本的に露出はNG。
ノースリーブやオフショルダーのトップス、ミニスカートやショートパンツなどはやめましょう。
汗をかいても肌にはりつかない、通気性と速乾性に優れたアイテムを選びましょう。おすすめの素材はポリエステル・レーヨン・綿。
綿100％は肌触りがいいですが、カジュアル感が出てしまうこともあるので、綿にポリエステルやレーヨンが混ざっているものを選ぶといいですよ。

冷房対策にカーディガンは必須

冷房対策にカーディガンや薄手のジャケットが重宝します。
外は暑くてもオフィスの中はエアコンが効いていて、場所によっては寒いことがあります。
たくさんの人がいる場所は、全員がちょうどいい温度に設定することは難しく、どちらかというと暑いのを我慢することはつらいため、低い温度に設定されがち。
デスクの場所はずらせないので、夏だからといって油断せず、カーディガンなどのはおりは常に用意しておきましょう。足元が冷えるときは、靴下やひざかけも持っていると便利です。

夏は洗いやすい素材のものを選ぼう

夏は汗をたくさんかくので、汚れがつきやすい季節です。
自宅で気軽に洗濯できる素材を選ぶことがポイント。最近はジャケットなどもウォッシャブル素材のものが増えているので、購入するときにチェックしてみてください。

夏のOLコーデにおすすめのトップスをチェック！

夏のOLコーデにおすすめのアイテムをカテゴリー別に見ていきましょう。
まずはトップスから。肌見せを控えつつ、通気性がいいオフィスにぴったりのトップスをご紹介します。

ゆったりなのにきちんと感が出る「スタンドカラーワイドシャツ」

ゆったりとしていて通気性がいいスタンドカラーワイドシャツ。前開きにできるのではおりとしても活躍してくれます。
腰やお尻が隠れる、少し長めの丈なのもうれしいポイント。
サイドにスリットが入っているので、動きやすく前だけインすることもできます。

暑い夏もおしゃれに「ギャザーティアードプルオーバー」

ベーシックカラーですが、アシンメトリーで異素材なので、周りと差がつくおしゃれなコーデが楽しめるトップス。
デザイン性だけではなく伸縮性もあるので、着やすいです。
ポリエステルと綿なのでシワになりにくく、洗濯も自宅でできるのもうれしいですね。

夏のOLコーデにおすすめのボトムスをチェック！

続いてはボトムスをチェックしていきましょう。
暑いからといって、スカートやパンツの丈をミニにするのはNG。オフィスカジュアルのルールを守りながら、涼しく過ごせるアイテムをご紹介します。

周りと差がつく「プレミアムコットンスソスリットジョグ」

スリットの入ったおしゃれなデザインのパンツ。個性派ありますが、派手すぎないので、決して悪目立ちをすることはありません。履いている本人は楽なのに、しっかりと見える優秀パンツです。
チュニックやワンピースに重ねてもすっきりと見えるので、オンでもオフでも活躍します。毎日着たくなってしまうほど合わせやすいおすすめアイテムです。

カラーを取り入れるなら「ドライコットンタイトスカート」

オフィスカジュアルはベーシックカラーが基本ですが、淡いカラーを取り入れることができる雰囲気の職場であれば、こちらのタイトスカートがおすすめです。
さらっとしたドライコットンなので肌触りがよく、ウエストもゴムなので楽チンです。
「長時間座っていなくてはいけない…。」なんてときも、お腹が締め付けられず助かります。

夏のテレワークにおすすめのトップスを抑えておこう

テレワークのときは、リモート会議などもあり、顔周りが明るく見えるトップスを着るのがおすすめです。
「顔色悪い？」なんて心配されないためにも、テレワークにおすすめのトップスもチェックしておきましょう。

柔らかい印象になる「ローンソフトワッシャーcottonドルマンシャツ」

リモート会議があるときは、トップスに色物を持ってくるのもありです。もちろんネオンカラーなど派手な色はNGですが、パステルカラーなどは顔周りを明るく見せてくれますよ。
家では仕事とはいえ、リラックスできる身体に負担のかからない服が着たいですよね。こちらはてろんとした柔らかい生地なので、楽に着られるのもうれしいポイントです。

後ろは見えないからOK！「切替バックテープシャツ」

「いくらテレワークでもこれはちょっと…」と思ったかもしれませんが、こちらは前から見たときは、ベーシックカラーのシャツに見えます。
仕事が終わったらすぐに出かけたいなんていうときも、便利なトップスです。

まとめ

夏は暑いですが、過度な露出をしないように注意しましょう。また、汗もかきやすく汚れもつきやすいので、気軽に洗濯できるアイテムがおすすめです。
おしゃれをしたいと思っても、会社はあくまでも仕事をする場所。
ルールを守れない人には仕事もまかせてもらえないので、十分に注意しましょう。