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毎日のおしゃれを楽しみたくても、電気代に食料品と相次ぐ値上がりでファッションに掛けられる予算を削るはめに…。女性は家計を預かることも多く、特にお子さんのいるママは大変ですよね。

そこで、働く女性におすすめしたいのが「オン・オフ兼用トップス」の導入。迷うことも多い夏のオフィスカジュアルのコーデのコツや注意点なども解説しながら、家計に優しくおしゃれなアイテムをご紹介します。オフのスタイリング案も参考にしてみてください。

夏のオフィスカジュアル・注意ポイントは?

  

着用アイテムをチェック      着用アイテムをチェック

オフィスカジュアルは定義があいまいで、中でも選択肢の多いレディースファッションではアイテム選びで悩むことも多いですよね。しかし、オフィスカジュアルのイメージをしっかり掴んでいないとビジネスシーンで赤っ恥なんてことも…。

オン・オフ兼用トップス選びの前に、まずはオフィスカジュアルについて確認しておきましょう。

職場のルールが最優先

オフィスカジュアルという言葉は一般的になりましたが、その中身は特に約束事があるというわけではありません。そのため、いざオフィスカジュアルコーデをしようと思うとアイテム選びで躓いてしまうことも。

ファッション誌や人気スタイリストが提案するような着こなしは、一般的なオフィスカジュアルのイメージや大手企業で実践されているものなどを元に構成したもの。そのため、業種や職場での役割、企業のカラーによっては着こなしに違いが出てきます。

一番大事なのは、その職場のルールや雰囲気、職場での自分の役割にマッチした装いであること。「一般的にはOKだから」と周囲に浮いた装いとならないよう注意してください。

スーツかセットアップボトムスと組み合わせる

Wrapin nine 9|麻ストレッチセミワイド

オフィスコーデでデニムパンツOKという企業もありますが、一般的にはNG。就活のようなスーツとシャツといったスタイルではなくても、きれいめなコーディネートが求められます。

迷ったときは、ボトムスはスーツまたはセットアップアイテムになっているものを選ぶと安心。ボトムスにカチッとしたアイテムがくると全体がきちんとした印象になり、トップスにオン・オフ兼用アイテムがきても無難に着こなせます。

レディースアイテムには、セットアップアイテムに見えるきれいめアイテムもあります。気温の高い夏は過ごしやすさにも配慮しながら、ビジネスの場で違和感のないボトムスを用意しておきましょう。

小物使いでオフィスの雰囲気に寄せる

  

TIDE WAY|バイカラーベルト    IN THE MARKET レザーベルト

薄着になる夏のコーデでは、ジャケットなどのオフィスコーデっぽさを演出するアイテムが使えなくて、きれいめに演出するのが難しいことも。そんな時は、バッグやシューズなどの小物を活用すると、簡単にビジネスカジュアルらしさが出せます。

中でもおすすめなのがベルト。常に身につけているアイテムのためシーンを選ばず、コーデのアクセントになったり、ウエストカークで着こなしにメリハリが生まれたりするメリットもあります。

「カジュアル」や「ラフ」と「だらしない」を混同しない

夏は「クールビズ」もあり、よりカジュアルなオフィスコーデでも認められる傾向ですが、カジュアルでもきちんと感は必要。トップスの襟がよれていたり、パンツがシワだらけだったり…。ビッグシルエットが流行っていても、明らかにサイズが合わない服やだらんと長く垂れ下がる裾などはだらしない印象を与えます。

反対に、シンプルなコットンパンツでもセンタープレスすればオフィスにも合うきちんと感が出てコーデの幅が広がります。カジュアルなアイテムでもきれいめに着こなすことを意識してみてくださいね!

【夏のオフィスカジュアル】オン・オフ兼用トップスの選び方とコーデのコツ

着用アイテムをチェック

ここからは、お財布に優しいオン・オフ兼用可能なおしゃれトップスをご紹介します。

オフィスカジュアルでのアイテム選びのコツや、オンコーデでの注意ポイント、オフのスタイリングなど、さらに詳しく具体的に解説するので、繰り返し目を通してしっかりインプットしていってくださいね。

【Tシャツ・カットソー編】

  

her.|ロゴカットソー

生地が柔らかく動きやすいTシャツやカットソーは、夏に最も活躍するアイテム。休日などのオフコーデはもちろんのこと、オフィスコーデでも多くの方が着用しています。

しかし、どんな色柄・デザインでもいいわけではありません。カジュアルテイストが強いアイテムのため、選び方には特に注意が必要です。

クリーンなデザインならロゴTシャツもOK

hagumu|ロゴカットソー

サマージャケットなどのインナーとして着るならば、Tシャツも◎クリーンな白やベージュは顔回りを明るくして若々しい印象にもしてくれます。

デザインは基本的には無地が望ましいですが、ワンポイント程度の大きさであればロゴ入りでもOK。厚めの生地や質感がなめらかなタイプを選ぶと、さらにオフィスにマッチするきちんと感が演出できます。

Tシャツには他にもデザインの種類がありますが、フォトプリントや目立つバックプリントなどはNG。また、羽織としてカーディガンを活用するのもカジュアル感が強くなるため避けるのが無難です。通勤時は1枚でも、オフィスではインナーとしてコーディネートしましょう。

≪おすすめのオフコーデ≫

  

IN THE MARKET|ギャザースカート

シンプルな白Tシャツは、カラースカートで季節感をアップ。トップスに特徴がない分、カラーで華やかに着こなします。

たっぷりギャザーの入ったロングスカートはシルエットもきれい。トップスをタックインしてスタイルアップも狙っちゃいましょう♪

鮮やかカラーは「ネックデザイン」と「シンプルさ」がキーワード

IN THE MARKET|5分袖カットソー

季節感のあるカラートップスは、オフィスでも好感度が高い傾向。夏のオフィスカジュアルでも爽やかな色は積極的に取り入れたいところです。

ただし、夏の濃く鮮やかなカラーは色の印象が強いため注意するポイントも。首の詰まったネックラインできちんと感を出し、シンプルで上品なデザインを選びます。

ボトムスはネイビーのロングワイドパンツなど、オフィスコーデのベーシックカラーに合わせ、たっぷり生地のあるアイテムでトップスカラーの割合を抑えるようにします。コーデの中で鮮やかな色の割合が高いと派手な印象になりがち。オフィスカジュアルでは特に注意してくださいね!

≪おすすめのオフコーデ≫

IN THE MARKET|綿テリーパンツ

プライベートでもカラートップスはとても映えますよね。

リラクシーなゆったりシルエットのパンツは、優しいベージュで涼し気にコーデできるのが◎トングサンダルなど、ラフに突っかけるシューズで抜け感を出し、大人なカジュアルコーデにまとめましょう。

無地のコンパクトカットソーで叶う「オン・オフきれいめコーデ」

  

and quarter|フレンチカットソー

トレンドトップスとしてショート丈トップスやチビTが注目を集めていますが、オフィスカジュアルでもコンパクトトップスはおすすめ。スタイルアップにも高い効果が期待できます。

とはいえ、きれいめスタイルが基本のオフィスカジュアルでは、Tシャツよりカットソーでコンパクトなアイテムを投入するのがベター。ボディラインがくっきり出るアイテムも避けます。

フレンチスリーブのカットソーは、程よい丈とウエストにかけて細く絞ったように見えるシルエットが着痩せ効果を発揮♪タイトになりすぎないサイズ感もオフィスコーデにもぴったりです。定番カラーで合わせるボトムスを選ばないところも忙しい朝にうれしいところです。

≪おすすめのオフコーデ≫

  

PEXWEAR|サイドストライプツータックパンツ

きれいめトップスには、カジュアルなボトムスと組み合わせるのがこなれコーデのコツ。デニムでもマッチするところを、サイドラインパンツでスポーツテイストを加えるとワンランク上のおしゃれな着こなしができます。

オレンジのパンツは落ち感素材でやや光沢があり、スポーツテイストでも品よく決まります。

柄トップスは「やわらかカラーで控えめ」に

Wrapin nine9|マルチカラーアップスリーブプルオーバー

オフィスコーデにも、ストライプやチェックなどの好まれる柄物はあります。なんとなく無地を選びがちですが、ワンパターンではファッションとしてはつまらないですよね。やわらかな色合いや控えめに配置された柄物であれば大抵は問題ないので、フェミニンな柄物トップスもワードローブに加えておきましょう。

淡いカラーの柄物トップスは、スーツやセットアップで定番のピンストライプ、ウィンドウペンなどの柄ボトムスと合わせるのもおすすめ。違和感なくまとまります。ただ、同じ柄同士の組み合わせはしつこいため避けてくださいね。

≪おすすめのオフコーデ≫

wrapin nine9|[Made in JAPAN]テーパードパンツ

ホワイトベースの淡いボーダー柄トップスは、女性らしさと爽やかさのあるアイテム。夏らしい柄でもあるので、オフコーデでは清潔感のあるライトブルーパンツで涼し気に夏カラーをまといましょう。

アンクル丈のテーパードパンツは、白のシューズで夏らしく軽く。女子会ランチや学校行事、お盆の帰省など、きれいにスタイリングしたいシーンに特におすすめのコーデです。

【シャツ・ブラウス編】

hagumu|コットンリネンスタンドシャツ

仕事着として定番のシャツやブラウスは、カラーやデザイン、シルエット、襟の形に注目するとオフでも大活躍するアイテムが選べます。

夏の涼感を上げるためには素材も重要なポイント。オンコーデではボタンを留めて、オフコーデでは羽織にと着こなし方でもイメージは変わります。シーンに応じて着こなしも工夫してみましょう。

着丈で差が出るリネンシャツ

IN THE MARKET|七分袖リネンシャツ

夏の暑さ対策に是非とも取り入れたい麻素材のシャツ。夏の人気アイテムとしてさまざまな色・デザインが登場していますが、オフィスカジュアルでまずチェックするのは丈です。

トレンドのロング丈は、リラックスした雰囲気がミスマッチ。ボトムスに裾をインしてもボトムスのラインをもたつかせます。オーバーシャツでも品よく見える腰~ヒップまでの着丈で、オン・オフ着まわしの幅を広げましょう。

リネンシャツはシワのできる風合いも魅力の1つですが、オフィスでシワが多いのはNG。スチームアイロンである程度整えてから着用します。ベーシックカラーや落ち着いた色合いは、生地の風合いが一層引き立ちますよ♪

≪おすすめのオフコーデ≫

  

Johnbull|デニムドローストリングサロペ

人気のデニムサロペットは、ストラップが細いキャミソールタイプだと女性らしい印象に。夏はタンクトップをインナーにしてリネンシャツを羽織るとヘルシーにコーデできます。紫外線や冷房対策としてもおすすめです。

程よい厚みの生地できれい見え

  

SUN VALLEY|オックスフレンチプルオーバー  Hawk レザーベルト

綿100%のシンプルなプルオーバーは、程よい厚みで通気性のいいオックス生地を使用。生地の風合いとしてはカジュアルですが、ベーシックカラーと品のいいデザインでオフィスカジュアルにも兼用できます。

ビジネスシーンでは、あまりにシンプルなコーデも損。きれいなシルエットでも見た目に物足りさながある場合は、ベルトでコーデにアクセントを付けてみましょう。全体が濃いカラートーンならば白で爽やかさをプラス、ライトなカラーコーデであればダークカラーで引き締め、メリハリある着こなしにしてくださいね♪

≪おすすめのオフコーデ≫

Hymn LIPA|撥水UVショートパンツ

オフコーデでは、トレンドのショートパンツで夏のレジャーやを満喫するスタイリングはいかがでしょうか。撥水性のあるナイロン生地で、コンパクトに収納できて旅行にもおすすめです。濡れても気にならないボトムスがあると、水辺のレジャーで大変重宝しますよ♪

ワイド&長めの丈は“程よい加減”のフェミニンを狙う

  

mizuiro|ボートネックワイドギャザーPO

オーバーサイズなどのゆったりしたシルエットや着丈の長いトップスはオフィスコーデに向かないとと解説しましたが、例外はあります。フェミニンなテイストであれば、ややワイドで長めの丈でもきれいな印象でまとめられます。

ギャザーがふわりと揺れるプルオーバーは、ボートネックの開きも控えめで上品な印象。テーパードパンツにパンプスで足元をすっきりと仕上げれば、洗練されたオフィスカジュアルの完成です。鮮やかなブルーカラーのほうも、白のテーパードパンツでコーディネートすれば爽やかに決まりますね♪

≪おすすめのオフコーデ≫

IN THE MARKET|ワイドパンツ

ギャザーやプリーツなどの縦に走るラインは、Iラインを強調してスタイルよく見せる効果があります。ワイドパンツとの組み合わせは、トップスのIラインに相乗効果を生む相性抜群のコンビ。ゆったりとした全体のフィット感も今っぽくでおすすめです。

【ノースリーブ編】

No18|ソフトコットンラウンドヘムノースリーブカットソー

オフィスでも節電の必要がある2022年の夏は、ノースリーブトップスで少しでも涼しく過ごしたいところ。オフィスでは過度な肌の露出は避けるべきですが、トップスの形によっては涼し気な見た目がプラスの印象になるケースもあります。

アイテム選びのポイントは「セクシー < ヘルシー < クリーン」で品のよさを第一に考えること。カーディガンなどを羽織っているとしても、ふとした時に見えてしまわないように羽織り無しでもOKなデザインを選びましょう。

オフィスコーデ兼用の条件は「肩を覆う袖」

  

Dignite collier|[Made in JAPAN]スリーブレスTシャツ

ノースリーブといっても、袖口や肩のカットによってかなり印象が変わります。例えばタンクトップのように肩の内側へ向けてカットするデザインは、肌の露出が多くオフィスには不向き。フレンチスリーブのように外側へと張り出していれば肌の露出が抑えられて上品に見えます。

オフィス向きデザインのノースリーブは、二の腕のラインを細く見せる効果が高め。腕のラインに自信のない方には、オン・オフうれしいメリットです。

長方形のシルエットができるノースリーブトップスは、ロング、またはIラインのボトムスとコーデするとすらっとしたスタイルに見えます。ロングのタイトスカートで大人っぽい着こなしもアリ。ただし、深いスリット入りは避けるようにしましょう。

≪おすすめのオフコーデ≫

hagumu|ボイルギャザースカート

シンプルなデザインのノースリーブにパンツでハンサムなコーデもおしゃれ。フェミニンに着こなすなら、やわらかに広がるスカートもおすすめです。ヒールサンダルでエレガントに、ラフにビーチサンダルでと、シューズによってガラッとイメージチェンジできますよ♪

落ち着いたカラーなら透け素材も違和感なし

  

Antiquite’s|リネンドビーストライプノースリーブプルオーバー

夏のオン・オフ兼用トップスには、できれば注目の透け素材も取り入れたいですよね。メッシュのような目の粗いアイテムは基本NGでも、ブラウスやシャツであればオフィスカジュアルに自然に取り入れられます。

透け感トップスを選ぶ際の注意点は、ベーシックカラーを中心とした落ち着いた色にすること。透けて見える部分についても肌の露出は控えめにします。

ストライプなどの柄があっても、淡い色合いで落ち着いたデザインであれば◎判断に迷ったら、スーツにコーデして違和感がないか、品のいいデザインかをチェックしてみてください。

≪おすすめのオフコーデ≫

Wrapin nine 9|麻ストレッチセミワイド

女性らしさが増すトップスは、ブラックのワイドパンツでスタイリッシュに。

夏に黒のワイドパンツは暑そうにも思えますが、麻素材であれば質感・履き心地共に軽さがあります。シューズやバッグも夏らしい素材で統一して涼感をアップしましょう。

オフィスカジュアルはオン・オフ兼用トップスで着まわしを楽しんで♪

毎日のオフィスコーデは職場のルールもあり、考えるのが面倒ですよね。しかもオフィスカジュアルが浸透し、そのルールはあいまいで分かりづらいもの。夏を涼しくコーデしたいのに悩みは尽きません。

今回ご紹介したオン・オフ兼用トップスの選び方は、毎日のファッションの悩み少し軽くするヒント。これまでオフィスに着ていかなかったアイテムがオフィスカジュアルでOKになったり、着まわしでコーデパターンが増えたりするケースもあるかもしれません。

ワードローブやお財布と相談しながら、夏の通勤スタイルをアップデートしてみてください。

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