夏→秋のブラックコーデがクール!ブラックカラー攻略法を徹底解説
夏の終わりから秋へと移り変わる時期は、毎日のコーデに悩みがち。残暑への対応と秋カラー・秋素材への切替は、スパッと簡単に割り切れるものではなく、体温調整にも困ってしまいますよね。
そこで今回は、夏から秋へと移り変わる時期に映えるブラックコーデにフォーカス。夏→秋へのスタイリングのコツやおすすめコーデを徹底解説します。
ブラックを大人っぽくハンサムに着こなしたい方は、要チェックです!!
目次
夏→秋のブラックコーデ・4つの魅力
きちんと感があってカラーコーデもしやすいブラックは、オールシーズン活躍する色。夏の終わりだからと意識する必要はないようにも思えます。しかし、この時期のブラックは特別♪着こなしによって普段以上の魅力を発揮します。
- クールでハンサムなおしゃれコーデができる
- 高見えする
- 秋の気配を感じるカラーコーデで季節感を演出
- スタイルアップ効果が高め
素材や生地の質感、半袖と長袖という具合に、季節の境目だからこそ選択肢は豊富。ちょっとしたポイントを押さえれば、高見えするおしゃれコーデが完成し、スタイルアップも叶います。
何より、暑さの残る時期のブラックコーデはクール!秋の気配を感じる中でハンサムなスタイリングがハマります。
夏→秋のブラックコーデ・4つのコツ
Wrapin nine 9|ストライプバックタックオーバーシャツ
万能感のあるブラックですが、夏→秋にかけてはコーディネートで注意する点もあります。
4つのコツを押さえておきましょう。
①素材や生地の質感でバランスを整える
ショップには春夏物と秋冬物が混在する時期ですが、実際にはまだ暑い日が多く夏物が活躍します。とはいえ、いつまでも夏っぽい着こなしはNG。おしゃれさんは季節を先取るのが基本です。
ブラックコーデのポイントになるのは、素材や生地の質感とバランス。ブラックカラーコーデでも重くなり過ぎないように素材や生地の質感で調整します。
- 素材や生地…透け感、メッシュ、ドレープ、光沢等で軽さを出す
- ワンポイント…ゴールドやシルバーの装飾(ベルトやアクセサリリー)で視線を誘導
②ブラックの魅力を生かしたすっきりシルエット
ブラックはシャープ、クール、ハンサムといった辛口テイストの色で、その魅力を生かすにはコーディネートもすっきりとしたシルエットでまとめるのがベター。まだ暑さの残る季節ですから、ボリューム感を抑えて暑苦しく見えないように注意しましょう。
ブラックコーデをすっきり見せるには、差し色や着こなしで調整する方法もあります。この後にご紹介するコーディネートの中でしっかりマスターしてくださいね。
③カラーコーデは一方が浮かないように注意
ブラックは合わせるカラーを選ばない便利な色ですが、一方で何にも染まらない色として強い存在感もあります。組み合わせによっては浮いてしまうカラーも出てくるので、色彩のバランスにも配慮しましょう。
夏→秋へのシフトコーデでは、秋色と組み合わせるのがおすすめ。夏に欲しい清涼感は素材や生地の質感、袖丈などで演出し、カラーで気分を秋へと盛り上げます。秋色ならブラックコーデでも浮きにくいですよ♪
④ブラックの魅力を引き立てる小物使い
Hawk レザーベルト ILIMA|Vカットパンプス
ブラックコーデの仕上げ、小物選びもブラックの魅力に合わせましょう。甘さ控えめのシンプルなアイテムが合わせやすく、丸みのあるものよりシャープでカッコいいものを選ぶとブラックコーデが引き立ちます。
なお、足元も無難な黒を合わせたくなりますが、その際は全体の印象が重くならないように抜け感のあるデザインを選ぶようにしてみてください。
クールにカッコよく【オールブラックコーデ】
ブラックカラーと生地の質感だけで勝負する、ワンランク上のおしゃれコーデ「オールブラック」。ブラックのみで構成するとスタイリッシュなハンサムコーデができます。
バランスが難しい場合は、ロゴのワンポイントや小物の差し色などで調整。ブラックの魅力を最大限に生かしたいコーデですので、他の色が目立ち過ぎないように注意しましょう。
オールブラックコーデ① ワンピース×シルバーアクセサリー
hagumu|ギャザーシャツワンピース nothing and others| 別注 Connectchain Bracelet
1枚でコーディネートが完結するブラックのワンピースは、そのままシンプルに着こなすだけでOK。ギャザーたっぷりとフェミニンなディテールですが、色味を加えないことで大人っぽく仕上がります。
ワンピースは、コットン100%の薄手の生地。軽い質感でも見た目は夏にヘビーな印象なので、袖をロールアップしたり、襟元のボタンを1・2個外したりして抜け感を出します。代わりにシルバーのブレスレットで華やかさをプラスすれば、華奢な手首を見せて女性らしさも印象付けられます。
黒のワンピースは、秋への移り変わりに羽織として使うのもおすすめですよ♪
オールブラックコーデ② オーバーサイズ×裾フレア
IN THE MARKET|ロゴ入りオーバーTee Hymn LIPA|裾フレアパンツ
2022年の秋冬も人気継続のフレアパンツ。フレアなラインを裾に絞ったブラックパンツは、太ももを細くすっきり、脚全体を長く見せる効果があります。
オーバーサイズTシャツとフレアパンツのスタイリングは、リラックス感のある大人カジュアルなオールブラックコーデ。パンツは秋冬向けの厚手タイプですが、トップスの軽さと程よいゆとりのある洗練したシルエットが、夏→秋にもバランスよく収まります。
足元は、女性らしいパンプスからカジュアルなスニーカーまでどれでもマッチ。ボリュームのあるシューズでも様になります。
オールブラックコーデ③ ワンピース×メッシュ
IN THE MARKET|メッシュプルオーバー OMEKASI|バックギャザーリネンノースリーブワンピース
長袖にはちょっと早いかも…。気温が高めの日でもメッシュのプルオーバーは軽さと涼感の両方が得られます。
目の細かいメッシュは、肌の露出が控えめで品のいい着こなしに。レイヤードするブラックワンピースも首元の前後の開きが少な目で、メッシュに透けても安心です。
ワンピースが涼感のあるリネン素材であるのも注目ポイント。レイヤードでも軽く、涼しげに見えます。後ろにギャザーが入ったデザインは、後ろ姿の着映えに◎。エアリーなシルエットがオールブラックのカッコよさの中に女性らしさも醸し出してくれます。
オールブラックコーデ④ カジュアルパンツ×スリットトップス
Wrapin nine 9|ギャザーサイドスリットポンチョ RNA|おうちでキャンプパンツ nothing and others|別注 Ballchain Necklace
オールブラックコーデでも、大人カジュアルなスタイリングの方法は同じ。カジュアルなアイテムにはきれいめアイテムを合わせるとこなれ感が出せます。
ウエストがゴム&紐の楽ちんなブラックデニムパンツには、ポンチョデザインがエレガントなトップスを。ボディラインを拾いにくい、ゆったりとしたシルエットもうれしいですよね♪
胸元がすっきりしたデザインには、アクセサリーで華やかさとコーデポイントを作ると一層のこと魅力的な着こなしに。ロングネックレスもおすすめです。
オールブラックコーデ⑤ リネン×サーマル
RNA| ハニカムサーマルプルオーバー blue willow|リネン裾ボタンワイドパンツ ILIMA|ポインテッドパンプス
夏→秋へのシフトコーデでは、多少の暑さが残る日でも秋物の長袖を取り入れたいところ。ニットでは早くロンTでは味気ない、そんな時は生地に表情のあるサーマルトップスがおすすめです。さらっと柔らかい質感で心地よく過ごせます。
ボトムスもリネン素材で快適に。ワイドパンツは2022年秋冬も人気のトレンド感あるアイテムで、本格的な寒さが来るまでは、まだまだ活躍の場は多くあります。
上下どちらもゆったりしたアイテムのため、フロントのタックインと袖のロールアップですっきり着こなすのが着映えテクニック。足元もブラックの印象のままにカッコいいパンプスで決めてくださいね!
オールブラックコーデ⑥ シャツチュニック×スリット
hagumu タイプライターシャツチュニック Wrapin nine 9|プレミアムコットンスソスリットジョグ
この時期はシャツも重宝しますよね。張り感のあるタイプライターシャツは、ノーカラーで首の詰まったトレンドデザインがハンサムなブラックコーデにぴったり!ストンと落ちるチュニック丈にも、メンズライクなカッコよさがあります。
ボトムスには、カジュアルなジョガーパンツをチョイス。裾のスリットが程よい抜け感と女性らしさを演出して、コーデをおしゃれに決めます。
シャツの裾は出したまま着るか、フロントの片側のみタックインするのがおすすめ。チュニックシャツの長さを生かして縦長ラインのスタイルアップを狙いましょう。
上品で大人な着こなし【ブラックのワントーンコーデ】
ブラックを中心に、ブラックに近いダークカラーでまとめるワントーンコーデ。全体的には暗いカラーコーデでもオールブラックより優しい雰囲気に仕上がり、カッコよさに対しては上品さが強くなります。
ブラックのワントーンは、無彩色に近いスタイリングが寂しい印象になってしまうことがあります。柄アイテムやアクセサリー、バッグの差し色などで華やかさも加えましょう。
ワントーンコーデ① 無地ブラック×柄スカート
her.|ロゴカットソー No18|ギャザースカート AULENTTI|イタリアンレザー2wayバッグ
ボタニカル柄というと、ファッションの中では春夏のイメージがありますが、シックなカラーなら秋コーデにも映えます。ゆったりしたサイズ感で五分袖のカットソーは、ボリュームがあるため、スカートにインしてメリハリのあるスタイルが正解。ウエスト周りが気になる方は、ブラウジングでゆるくタックインしてみてください。
トップスはバックにロゴのあるデザインで、後ろ姿も抜かりなし。トレンドのボストン型のショルダーは、ブラックでシックに。グリーンの差し色も素敵です。
ワントーンコーデ② ブラックスカート×スリットベスト
No18|ミニ裏毛首元スリットベスト IN THE MARKET|ラインデザインスカート AULENTTI|チェーンバック
品のいいブラックのワントーンコーデでは、カジュアルなアイテムを組み合わせたスタイルも大人っぽく着こなせます。
スウェットタイプのベストに同色のサイドラインが入ったスカートコーデは、グレー×ブラックできれいめ仕上がり。ベストはインナーで気温の変化にも対応可能で、トレンド感も◎首元のスリットでホワイトのインナーを利かせるのもいいでしょう。
カジュアルコーデには、ラグジュアリーなデザインのチェーンバッグがおしゃれ。大人カジュアルな無地コーデによく映えます
今回はグレーのベストを選びましたが、もちろんブラックでオンリーブラックな装いも◎オールブラックコーデでは、チェーンバッグがさらに引き立ちますよ♪
ワントーンコーデ③ ブラックワンピース×チャコール
IN THE MARKET|フレンチカットソー Wrapin nine 9|ノーカラーワンピース ILIMA|スクエアステッチバレエシューズ
オフィスから子どもの学校行事まで、シーンを選ばないジャンパースカートは、秋に向けて早めにゲットしておきたいアイテム。中でもブラックは万能感があり、人気必至です。
ブラックのワントーンをよりシックに仕上げるチャコールをインナーに、ショート袖でも秋っぽいコーデへ。ワンピースのVラインに着やせ効果も期待できます。
大人フェミニンなスタイルは、アニマル柄のフラットシューズでちょっとだけ外すのがおしゃれ。甘くないのに女性らしさがグッと増します。
ワントーンコーデ④ ブラック×チェック柄
Wrapin nine 9|Vネックスリットプルオーバー hagumu|ペチ付きリネンチェックボールパンツ
ブラックのワントーンには、さまざまなダークカラーが使えますが、イチオシはネイビーとのコーデ。わずかな青みが夏→秋コーデに爽やかさをにじませます。
トップスは、顔回りをすっきり見せるVネックと生地の光沢がきれいめな印象のプルオーバー。ネイビーを基調としたダークトーンのチェック柄パンツとの合わせで、オン・オフ幅広いシーンで着用できます。
オフィスや子どもの学校行事ではパンプスでクールに、ママ友ランチや女子会、ショッピングはローファーで、ガラッと印象を変えて着こなしましょう♪
ワントーンコーデ⑤ ブラックストライプ×ロングカーディガン
hagumu|布帛切替ロングカーデ IN THE MARKET|ノースリーブストライプワンピ Pisoraro Tokyo|ショルダー型お財布ポシェット
季節の変わり目には、ロングカーディガンも手放せません。縦に長いシルエットは、スタイルアップにも効果的ですので、着まわしやすいカラーでフル活用しましょう。
ワンピースは、ロングカーディガンと着痩せの相乗効果を発揮するストライプ柄。大人女子も着やすいブラックカラーがスタイルアップ効果も高めます。
せっかくなら、バッグもスタイルアップに使いましょう。ショルダーバッグは、長いストラップが縦長のラインに◎縦のラインを邪魔しない、スクエアの小ぶりサイズを選ぶのも否決です。
ちょっと辛口に秋の気配【ブラック×カラーコーデ】
目を引くカラーコーデは、秋も注目のファッションキーワード。ブラックコーデでは、明るさや華やかさ、きれいさよりもコーデ全体としてのなじみ具合が完成度を高めます。
秋へと装いをシフトする過程では、秋らしいカラー選びも大事なポイント。ブラックの辛口テイストにマッチする色味を選びます。
カラーコーデでは、ブラックが脇役になるのもアリ。主役に負けないクールな存在感は、おしゃれを格上げするのにも優秀です。
カラーコーデ① ブラック×キャメル
秋らしいカラーといえば、やはりブラウン。キャメルはブラウン系カラーでも明るく、夏と秋、どちらに近い気温でもしっくり季節になじみます。
ロゴ入りのカットソーはリラクシーなシルエットで、人気のワイドパンツとも相性抜群。ブラックとのカラーバランスもいい具合です。ゆるめのタックインでカジュアルにスタイリングしましょう。
シューズは気温の高い日はサンダル、秋の気配が深まったらショートブーツでメンズライクに。足元のおしゃれは季節感に直結するので、気温に応じて使い分けましょう。
カラーコーデ② ブラック×レッド
IN THE MARKET|ビックTee Wrapin nine 9|麻ストレッチセミワイド
暗めの深みカラーも秋らしさがありますよね。テラコッタのような赤みとくすみ感のあるレッドは、夏→秋を連想させるぴったりな色合いで、その存在感はブラックとのバランスも良好。大人な秋カラーコーデに仕上がっています。
ボトムスは、カッコよさが際立つレッドに合わせて、メンズライクなピンストライプをチョイス。同品で無地のパンツもあるアイテムで、どちらを合わせてもハンサムにコーデできます。
トップスの裾はわざとラフに出したままにし、大人女子に似合う、こなれた着こなしを目指しましょう。
カラーコーデ③ ブラック×ロイヤルブルー
her.|SUBWAY CITY ロゴT hagumu|ボイルギャザースカート
秋カラーではありませんが、ブラックと相性がよくおすすめなのがロイヤルブルー。気品ある深く鮮やかな色合いが、ブラックの強さやクールな印象にマッチします。
ブラックに大きくロゴを配置したTシャツは、キャッチーでインパクト大。上品なロイヤルブルーのスカートとのミックスコーデでは、後ろ姿の意外性が楽しめます。
一見するとシンプルなコーデでも、カラーの組み合わせやバックスタイルがおしゃれ度高め。さり気なく上級者向けのカジュアルスタイルです。
カラーコーデ④ ブラック×カーキ
and quarter|VネックロゴプリントTee her.|ファティークスカート
秋ファッションの注目キーワードもブラックコーデに取り入れておきましょう。ミリタリー柄のカーキカラースカートは、カーキ~グリーンの程よいグラデーションカラーで構成されているため、ハードなテイストは控えめ。きれいめカジュアルが多い方でも取り入れやすい色彩になっています。
トップスは、シャープなVネックがブラックのカッコよさを増して、大人っぽい着こなしに。スカートのカモフラ柄だけが浮かないように、トップスのロゴのワンポイントで視線を散らします。
トップスとボトムス、どちらか一方が柄物で片方の印象だけが強くなってしまうケースでは、ワンポイントデザインやネックレスなどで他にもアクセントを作るようにしてみてください。
カラーコーデ⑤ ブラック×カーキ
ベージュよりの優しいカーキカラーも秋らしく◎ミリタリー調とは異なり、ブラックとのカラーコーデで落ち着いた雰囲気になります。
こちらのコーデは、全体をワンピースとカーディガンカラーのツートーンにまとめて統一感のあるスタイルに。ブラックのカッコよさは抑えめですが、引き締めカラーとしてすっきりした印象にしています。
ブラックのカラーコーデは、合わせるカラーによって着こなしの印象が大きく変わります。ブラックとのバランスに注意しながら、さまざまな色で秋コーデに挑戦してくださいね♪
夏→秋はブラックコーデでスタイリッシュに季節を演出
クールなブラックカラーは、ハンサムな着こなしもあれば、フェミニンな着こなしも可能。シーンも選ばずにさまざまな場面で活躍します。夏から秋への変化にもよくマッチして、おしゃれ度合も高め。予想以上に“使えるコーデ”だったのではないでしょうか。
高見えやスタイルアップなど、メリットも大きいブラックコーデで、季節の変化をおしゃれに演出してくださいね!