暑さのピークを迎えて秋のファッションが気になってくると、コーデに取り入れたくなるのが「フェミニン」「大人」「エレガント」といったキーワード。季節に合わせてより女性らしい着こなしへとシフトしたいですよね。
ここでは、秋に向けて女性らしさを演出するのにピッタリのパープルカラーにフォーカス。ラベンダーやライラックなどのパープル系カラーアイテムを幅広く取り上げ、秋に向けて映えるコーディネートをご紹介します!
女性の魅力を引き出すパープル
色の印象は、ファッションにおいて重要な要素の1つ。普段身につけることの多いカラーがあれば、その人のキャラクター性にも色のイメージが影響します。
パープルやラベンダーなどの紫系カラーは、女性らしい華やかな色として定着していて、年齢に関係なく人気。赤と青という反対色の中間であることから不安定な色で、それがミステリアスといった魅力にもつながっています。
歴史を紐解くと、身分の高い人が身につける色として扱っていたことも。日本に限らず西洋でも同様で、気品高い色というイメージは共通してあるようです。
コーディネートとしては、女性らしさと品のよさを生かした、きれいめスタイルに仕上げたいところ。カジュアルなアイテムでも、落ち着いた大人の雰囲気を目指すのがおすすめです。身にまとうだけで、自然と女子力を上げてくれますよ♪
夏~秋に向けて着たいパープル・ラベンダーカラーコーデ10
Wrapin nine9|シャイニーデニムグログランフレアスカート
ラベンダーやライラックのような淡いトーンから濃い紫、ピンクに近い色合いまで、パープルカラーもさまざま。ここからは、夏から秋に向けてのパープルカラーコーデのお手本になるように、幅広いパープルカラーアイテムをピックアップしておすすめコーデをご紹介します。
これからの時期におすすめのおしゃれアイテムも登場するので、組み合わせるアイテムの色柄やディテールデザインもしっかりチェックしてくださいね♪
①「濃いめパープル」はユーズドデニムでこなれ感
Wrapin nine 9|India キャンブリックボイルシャツ WILD THINGS|SHELTECH DENIM DENALI PANTS
秋にも映えるディープカラーのシャツは、薄くて軽い質感のボイル生地。透け感のある、春夏に人気の素材です。落ち着いた色合いで、シャツ1枚でもグッと大人な雰囲気にできます。
ボトムスは、黒などのダークカラーが合わせやすいですが、夏の間は爽やかさも欲しいですよね。そこで、デニムのブルーで軽やかにカジュアルダウン。ユーズドデニムなら、こなれ感も出してくれます。
濃いパープルのシャツは、羽織で使っても◎羽織に使う際も、袖はロールアップして軽く着こなしましょう。
②「くすみカラー×カーキ」で格上の大人カジュアル
IN THE MARKET|フレンチスリーブロゴTシャツ No18|後ゴムタックパンツ
夏コーデでは、パープル系カラーのTシャツもおすすめ。ライトトーンのくすみカラーには涼感があり、ホワイトやブルーとは一味違うフェミニンな爽やかさがあります。
2022年春夏のトレンドトップス・ショート丈Tシャツに合わせたのは、カーキのワイドパンツ。タック入りでレッグラインはゆったり、腰回りはコンパクトにフィットするつくりで、下半身のスタイルアップを叶えます。ショート丈トップスとの相性も抜群で脚長効果も♪Tシャツのフレンチスリーブには二の腕カバー効果もあります。
「ボディラインが気になってショート丈Tシャツは無理!」そんな方に是非トライしてもらいたいおすすめコーデです!
③「ベージュ×パープル」大人かわいいカラーコーデ
RNA|フォトプリントTシャツ IN THE MARKET|ベルト付きスカート
秋に向けて取り入れたいのがベージュやブラウン。本格的な秋カラー投入の前に、シーズンムードを盛り上げてくれます。
もちろんパープルとの相性もよく、Tシャツ×フレアスカートで大人かわいい着こなしの完成。
ベルト付きスカートは、余ったベルト部分をそのまま垂らしておけばコーデのアクセントに。Tシャツはタックインすることで「ベルトのアクセント」と「フォトプリントの高い位置のポイント」が相乗効果を発揮、すっきりとしたスタイルに仕上がります。
④差をつけるなら「ボトルネック×柄パンツ」
hagumu ボトルネックフレンチカットソー hagumu|綿麻サーカスパンツ
定番アイテムやトレンドを取り入れたデザインは毎日のコーデに取り入れやすい反面、“ありがち” になってしまいがち。ディテールや色柄にこだわって、周囲の目を引く着こなしにも挑戦してみましょう。
カットソー素材のボトルネックトップスは、トレンドの首詰まりデザインながらも、くたっとしたナチュラルさが新鮮!明るいパープルも品よくスタイリングできます。ボトムスは、ワイドなシルエットがゆるくてかわいいサーカスパンツ。ブラウン系の千鳥格子柄で、秋を先取るメンズライクな一品です。パープルと千鳥格子の組み合わせで、ルーズでも大人なカジュアルスタイルに決まるのがポイントです。
フレンチスリーブのカットソーは青みの強いパープルになっていて、明るくも涼し気な色合いが暑さのピークを迎える時期に◎ボトルネックときれいなカラーは、サロペットやジャンパースカート、オーバーオールのインナーとして着ても映えますよ♪
⑤「インパクト柄スカート」をパープルできれいにまとめる
No18|タイプライター切替ワイドカットソー IN THE MARKET|アフリカン柄ギャザースカート
色使いが印象的なフラワー柄のロングスカートを主役にコーディネート。アフリカン柄はカジュアルなアイテムが多いですが、ダークトーンならきれいめコーデにもはまります。トップスには、程よい張りのあるタイプライター生地を使った、淡く上品なパープル系カラーをチョイス。インパクトのある柄スカートも、どちらのカラーでもきれいにコーデをまとめてくれます。
トップスはワイドで広がりのあるシルエットながら、前後の切替ですっきりした印象に。女性らしく優しい色合いには寒色の涼しそうな雰囲気もあって、ダークカラーのスカートを夏らしい爽快感のあるエレガントコーデに仕上げます。
⑥「パープル×カットオフ」がハンサムなカジュアルコーデ
IN THE MARKET|ピクチャープリントTee hagumu ワイドストレートパンツ
裾が切りっぱなしの「カットオフ」アイテムは、ラフでシンプルなスタイリングが◎夏の着こなしなら、Tシャツ×パンツでカジュアルコーデで決めましょう。ワイドパンツはレッグラインが響きにくく、パープルを使えば女性らしさのあるハンサムコーデも可能です。
きれいなパープルカラーにレッドのアクセントがおしゃれなトップスは、前後差のある丈と裾のカットオフがポイント。1枚で夏のカジュアルコーデがパッと決まります。白のインナーを覗かせるレイヤードスタイルなら、夏っぽさもアップ。カッコよさ重視なら、黒のインナーもおすすめです。
上下ともカットオフを取り入れたコーデですが、パープルの品のよさが“やりすぎ” を回避。足元はヒールサンダルかパンプス、小ぶりのショルダーバッグなど、きれいめ小物で仕上げるのもコツです。
⑦「Iラインのレイヤード」でスタイリッシュに細見せ
IN THE MARKET|ノースリーブストライプワンピ hagumu|ロングベスト
ノースリーブのストライプ柄ワンピースは、やわらかなパープルがフェミニン。トレンドのバンドカラーが今っぽい清楚なスタイルをつくります。
ワンピースには、ロングジレを足してさらにトレンド感のある着こなしに。サイドスリット入りで足さばきは楽、すっきりしたシルエットにも見せます。
ノースリーブワンピースとロングベストという似たシルエットのレイヤードは、異なる質感で奥行きのある着こなしにするのが正解。Iラインアイテム同士でもあるため、縦長ラインを強調した着痩せ効果も期待できますよ♪
⑧クールにスタイルアップする「パープル×ブラック」コーデ
Wrapin nine 9|エアリーIndia Cotton ギャザーサイドスリットポンチョ Wrapin nine 9|プレミアムコットンスソスリットジョグ
薄着になる夏の着こなしは、気になるボディラインをカバーするのも大変。中でも二の腕は、長袖だと暑くて我慢できないといいう方も多いですよね。その点、ポンチョタイプのトップスは、二の腕をカバーしながらもエアリーな着心地で見た目以上に涼しく過ごせるアイテム。シックなパープルなら、インナーを変えて着まわすことで秋まで活躍できます。
ボトムスは、人気のスリット入りジョガーパンツ。履き心地のやわらかいジョガーパンツは、スリットデザインで足元は軽く、長く♪元々はスポーツテイストのアイテムですが、スリットデザインがタウンアイテムへと格上げします。
赤みを抑えたパープルとブラックのコーデは、ダークトーンでもどこか涼し気。クールにスタイルアップできます。
⑨「パープル×ギンガムチェック」で大人のショーパンコーデ
IN THE MARKET|ギンガムノーカラーシャツ Hymn LIPA|アメリカンスリーブリブタンク Hymn LIPA|撥水UVショートパンツ
夏のレジャーや旅行で出番の増えるショートパンツ。トレンドアイテムとしても注目度が高いですよね。子どもっぽいコーデにならないためには、シャツを羽織るスタイルがおすすめ。袖をロールアップしてさらっと羽織ると様になります。
パープルカラーのギンガムチェックは、季節感のある柄とクリーンなカラーが◎ありそうで、なかなかお目にかかれないおしゃれな1枚です。
コーデのコツは、インナーをダークカラーにすること。白だと爽やかですが、子どもっぽく見える可能性があるため黒やチャコール、ブラウンなどのダークカラーが無難。ライトなシャツやパンツとのメリハリもできます。
⑩落ち感スカートはニットトップスで女っぷりを上げる
EN‘DAY|ノースリーブニット IN THE MARKET|ベルト付きロングスカート
秋に向けてイチオシのパープルカラーアイテムは、落ち感スカート。パープルの品のよさにエレガントなシルエットが、大人の女性の魅力を引き立てます。とろみのある質感と両サイド長めのシルエットも、女性らしさをアップする注目ポイントです。
スカートの魅力を最大限に生かすなら、ニットトップスがベスト。女性らしい丸みのあるシルエットとノースリーブの控えめな肌の露出が、パープルの落ち感スカートにしっくりハマります。スカートの落ち着いたトーンに合わせたニットカラーで、まとまりのいいカラーバランスにするのもコツです。
小物ももきれいめアイテムで統一するのが◎夏の終わりなら、季節先取りでショートブーツを合わせてもおしゃれです。カジュアルダウンしたい場合は、ダークカラーのTシャツで大人カジュアルに仕上げてくださいね。
1枚で大人なパープル・夏コーデは濃淡・明暗をバランスよく!
1枚あるだけでエレガントな雰囲気をつくるパープルカラーは、夏から秋に向けてのコーディネートによく映え、女性の魅力をアップ。体型カバーに効果的なアイテムも充実しています。
夏のスタイリングのコツは、パープルの濃淡・明暗を季節にマッチするようにバランスよく組み合わせること。全体の統一感を大事にしながら、暑苦しい色合いにならないように注意します。また、大人っぽい雰囲気に合わせるのに、ベーシックカラーや定番のデニムが意外と役立ちます。
まだまだ暑い日は続きますが、女子力を上げるパープルで秋の気配も少しずつ取り入れていきましょう!
▼関連記事
【夏映えブルーコーデ】大人女子の爽やかスタイル15選【カラーコーデ見本帳】
【2022年最新】Tシャツ着まわしコーデ24選!トレンドから着痩せ術まで徹底解説