ほぼ毎日パンツ。そんなママは多いですよね。しかし、家事や育児の他にも、ママ友からの急なお誘いや子どもの送り迎えなど、忙しい中でもおしゃれの手抜きができないのが悩ましいところ…。
そんな、毎日のファッションにちょっとお悩みのママのために、簡単に真似できてコーディネートがサッと決まる、春夏のパンツスタイルをピックアップ!ママのためのコーデテクニックもご紹介するので、ぜひ参考にしてください♪
目次
「羽織るだけ」で決まるパンツコーデ
時間がない時や学校行事などできれいめにコーディネートしたい日、パッと羽織るだけでいいアイテムは、とても重宝します。
春夏の羽織物としておすすめなのは、ラフなTシャツやジーパンに合わせてもきれいめに着こなせるアイテム。子育て中のママにとって大事な「動きやすさ」「着やすさ」「お手入れ」にも注目してみました。
春夏のマストバイ・リネンジャケット
春夏コーディネートで、“使える”アイテムナンバー1がリネンジャケット。ジャケットというと、堅苦しくて窮屈なイメージもあるかもしれませんが、リネン素材のジャケットは柔らかく体にフィットするものが多く、カーディガンに近い感覚で着ることができます。
子どもがいるとすぐシワになってお手入れが大変そう…。リネンは素材の性質上シワになりやすいですが、それも魅力の1つです。着用中のシワは気にしなくてもOK! ラフなスタイリングにもハマるので、どんどん活用しましょう!
ワイドデニムとのコーデは、白とブルーのコントラストが爽やか♪公園で子どもと一緒に遊んだ後でも、リネンジャケットを羽織ればそのままディナーにだって行けます。
ミリタリーテイストのジャケットは、リネンの風合いが優しいカラートーンに。カジュアル・きれいめどちらのパンツでもコーデできるアイテムです。
やや長めの丈もママにもうれしいポイント。体型が気になりだしたママのヒップラインをカバーし、前を開ければ縦長のIラインがすっきり見せてくれます。
ジャケットを着る機会が少ない方は、カジュアルテイストのジャケットをチョイスすれば着こなしの幅がグッと広がりますよ!
春夏でも使える黒の羽織
羽織といえば、やっぱりカーディガン!気温の変化に応じて使ったり、日焼け・冷房・梅雨時期の対策にと、春夏シーズンは特に頼りになるアイテムです。
その中でもママにおすすめなのが、ロング丈の黒。コーデカラーを選ばずに羽織れて、黒ならではの“きちんと感”を演出してくれます。ロング丈カーディガンの場合、カジュアルな雰囲気のパンツでも、ボトムスを適度に隠してきれいな印象に変えることが可能。ヒップや脚のラインをカバーし、ゆるんできた体型をIラインでスラっと見せます。
季節的に黒は重いのではと避ける方もいますが、実は夏の黒はおしゃれさんの定番コーデ。季節に合った生地を選べば、大人なスタイルが決まります。
黒がベースカラーのシャツもおすすめです。ラフに羽織って、ボタンを留めてシャツとして着てと、使い勝手のよさは◎白やベージュの明るいカラーが増える季節に、引き締めカラーとして投入しやすいメリットもあります。
黒のシャツは、春向けのアイテムでも秋まで着られる点がとても経済的。ママのお財布にも優しいアイテムです。オールシーズン着用できるアイテムもありますが、着心地の楽なゆったり袖のシャツは、秋冬にレイヤードするのは不向き。春夏を快適に過ごせる、3シーズン用アイテムが狙い目です!
「色選び」で決まるパンツコーデ
パンツコーデをママらしい「大人カジュアル」「きれいめカジュアル」に仕上げるには、コーディネートカラーの印象も重要。デニムやウエストゴムのラクチンパンツでも、カラーコーディネートだけでクリーンな着こなしにできます。
褒められママになるには、さらに季節感もプラスしたいところ。ポイントを押さえれば簡単にコーデできるので、ここでしっかりマスターしておきましょう!
「上品で清潔感」はやっぱり白コーデ
定番ですが、白のトップスはパンツコーデを清潔感のあるスタイルにしてくれます。学校白のトップスは行事などでも使えるので、デザインのシンプルなものはワードローブに常備しておきましょう。
カーキのワーク系パンツは、白ブラウスとコーデすればきれいめスタイルに。トップス・ボトムスの両方がゆったりしたシルエットですが、白のカラーマジックですっきりした印象です。トップスの丈もポイントで、気になる部分をカバーしながらも、だらしなく見えない程よい長さです。
太ももが気になるママも、トップスで隠すのではなく、ゆったりシルエットのパンツでレッグラインをカバーするほうがおすすめ。全体的なスタイルアップが狙えますよ♪
パンツに白を持ってくると季節感がアップ。白のパンツはスキニーなどの細いタイプでなくても、カラーコーディネート次第ですっきり、ほっそり見せることができます。コツはトップスをインしてコンパクトにすること。ショート丈トップスでもいいですね♪
お腹周りが気になって無理…。そんなママも、ワイドパンツやボールパンツ、バルーンパンツなどで無理のないサイズを選べば、イメージよりもグッとスタイルアップして見えます。
トレンドのボーダートップスも、ママは白地を選ぶのが安心。リネンジャケットにもよく合いますよ!
きれいカラーは淡いトーンを選ぶ
ブルーにイエロー、グリーンと、春夏シーズンは気分の上がるきれい色が多く展開しています。毎日のコーディネートにもぜひ取り入れたいですよね♪
ママに選んで欲しいのは、淡いトーンのきれいめカラー。優しい色合いが上品な印象にしてくれます。ダメージデニムとのコーデも、淡いイエローが女性らしい着こなしに。デニムカラーとイエローは相性抜群で可愛らしさもあるので、ぜひ毎日のおしゃれに取り入れてください!
きれいめカラーを取り入れるのに、ニットもおすすめです。こんなニュアンスカラーのスプリングニットなら、春夏はもちろんのこと、秋のコーディネートにも◎意外とロングシーズン楽しめてお得です。
おしゃれさんの定番・ワントーンコーデ
ワントーンコーディネートも、ママに似合うきれいめカジュアルです。ユーズド感のあるデニムは白のトップスを合わせると風合いが際立ちますが、きれいめに着こなしたいときにはマイナスになることも。ワントーンなら大人っぽい印象にもなります。カラーが重く感じるようであれば、シューズやバッグなどの小物で軽さをプラスしてみてください。
アクティブなレジャーシーンではカジュアルコーデになりがちですが、あえて白を外すワントーンで大人きれいに仕上げておしゃれに差を付けましょう。
春夏シーズンであれば、柔らかな色合いのベージュや生成りのカラーコーディネートもおすすめです。優しいママのイメージにぴったりですよね♪
裾広がりのチュニックブラウスは、お腹やヒップをカバーして小顔効果もある優秀なアイテム。パンツコーデもパッと決まります。買い物からママ友とのランチ、学校行事まで使える点も便利。合わせるパンツも選びません。
ママのためのパンツコーデテクニック
ここからは、いつものカジュアルなパンツコーデを “ママ向け” にブラッシュアップするためのテクニックをご紹介します。トレンドアイテムの選びのコツもあるので、ファッションアイテムを買い足しする際に参考にしてみてください。
トップスに白を利かせる
忙しい毎日を過ごしていると、ファッションをどうにか変えたいと思ってもなかなか手が出せないもの。パッとしない、イマイチ、そう思っても「もうコレでいい!」と妥協しがちです。そんなときは、白を使いましょう。
インナーとして首元やトップスの裾からチラリ。これだけでも清潔感が出て、品のいいパンツコーディネートができます。パンツコーデの場合、トップに白を利かせるとスラっとして見えるメリットもあります。
デニムパンツと赤のブラウスの組み合わせは、目を引くおしゃれなカラーコーディネートですが、白が利いているからこその見映え。特に濃い色のパンツコーデで役立つテクニックです。白のバッグも、全体のバランスにプラスに働きおすすめです。
カジュアルでもレザーベルト
子どもと公園で遊べるようなカジュアルなパンツコーデでも、レザーベルトを着けるとちょっときれいなスタイリングに。とても簡単な方法ですが、印象としてはかなり変わります。
ポイントは、ある程度存在感のあるベルトを選ぶこと。あまり細いとパンツの印象に埋もれてしまうため、程よく太さのあるデザインにします。
色はベージュやブラウン、黒、白などのベーシックなカラー。春夏は黒よりもベージュやブラウンカラーが合わせやすくおすすめです。
トレンドは“きれいめ”をチョイス
トレンドアイテムを買い足そうか検討中のママは、“きれいめ”をキーワードに選ぶようにしてみてください。1シーズンで飽きてしまったらもったいないですよね。きれいめアイテムならば着まわしやすく、幅広いシーンで活躍します。
今シーズン人気のサロペットパンツならば、ストンと落ちるシルエットがおすすめ。普段はTシャツとラフにコーディネートしても、ジャケットを羽織ればワイドパンツ風のきれいめコーデができます。
形・色・デザインのどこかにきれいめ要素があれば◎シンプルなデザインでも同じように着まわし可能です。
カジュアルなパンツコーデは身近なアイテムでママ向けに
おしゃれ上手なママは、カジュアルなパンツコーデでも上品に着こなしているものです。春夏パンツコーディネートのポイントは、羽織物・カラーコーデ・白の利かせ方・レザーベルト。意外と簡単ですよね。
身近なアイテムをうまく使って、ママらしい「大人カジュアル」「きれいめカジュアル」をスタイリングしてみてください。